【今週】2026年6月15日〜6月17日のSES案件スキル単価トレンド

## 今週のポイント - **プロダクトマネージャー・スクラムマスターが最高単価**:平均115万円/月(最大140万円)と、技術職を大きく上回る単価水準を記録。フルリモート対応案件のみという点も注目。 - **Ciscoネットワーク系が…

今週のポイント

  • プロダクトマネージャー・スクラムマスターが最高単価:平均115万円/月(最大140万円)と、技術職を大きく上回る単価水準を記録。フルリモート対応案件のみという点も注目。
  • Ciscoネットワーク系が技術職トップ単価:平均85万円/月で単価が安定しており、スキルの希少性が単価に直結している。
  • Pythonはリモート率50%・高単価を両立:平均80万円/月かつリモート対応率が高く、案件の質・柔軟性ともに優れたポジションをキープ。

スキル別案件数・単価ランキング(上位10スキル)

※単価の単位は「万円/月」。案件数が少ないスキルは参考値としてご覧ください。

順位

スキル

案件数

平均単価

単価レンジ

リモート率

1

プロダクトマネージャー

1

115万円

90〜140万円

100%

2

スクラムマスター

1

115万円

90〜140万円

100%

3

Cisco

2

85万円

85〜85万円

0%

4

Python

4

80万円

75〜85万円

50%

5

3Dモデリング

2

68万円

65〜70万円

100%

6

Oracle Database

1

68万円

65〜70万円

0%

7

Java

4

66万円

55〜80万円

0%

8

JavaScript

2

63万円

50〜75万円

50%

9

AWS

1

63万円

60〜65万円

100%

10

C言語

1

63万円

60〜65万円

0%

注目スキル解説

① プロダクトマネージャー/スクラムマスター:単価140万円超の案件も

今週のデータで最も目を引いたのが、プロダクトマネージャーとスクラムマスターの突出した単価水準です。平均115万円、上限140万円という数値は、純粋な技術スキルを前提とした案件と一線を画しています。いずれもフルリモート対応であり、地方在住のエンジニアにとっても現実的に狙えるポジションです。

これらの役割は「開発を動かすヒト」として評価されるため、単なるコーディングスキルではなく、ステークホルダーとのコミュニケーション力、アジャイル推進の実績、プロダクト戦略への関与経験が求められます。技術バックグラウンドを持ちながらマネジメント領域へのキャリアシフトを検討しているエンジニアには、積極的にアプローチしたいカテゴリです。

② Cisco:単価85万円で安定・リモートなしの現場型需要

ネットワーク系のCiscoスキルは、今週集計された案件の中で技術職トップの平均単価85万円を記録しました。全案件がリモート非対応であることから、オンサイトでの現場対応が前提となる性質の仕事です。ネットワーク機器の設定・保守・障害対応など、物理的な作業を伴う案件が多いことが背景にあります。

リモートワークの普及により「現場に行ける人材」の相対的な希少性が上がっているともいえます。Cisco認定資格(CCNA・CCNPなど)を保有しているエンジニアは、この単価水準を交渉の基準値として活用できるでしょう。

③ Python:案件数・単価・リモート率のバランスが優秀

今週のデータにおいて、案件数(4件)・平均単価(80万円)・リモート率(50%)の三拍子が揃ったのがPythonです。データ分析、機械学習、バックエンド開発など幅広い用途に対応できるため、需要の裾野が広く、継続的に案件が出やすいスキルといえます。

単価レンジが75〜85万円と比較的タイトに収まっている点も、「相場が読みやすい」という交渉上のメリットになります。フリーランス初心者が単価の目安を掴むうえでも参考にしやすいスキルです。

リモート案件比率

今週のデータを全体で見ると、スキルが明確に判別できた案件のうち、フルリモート対応(remote_ratio = 1.0)はプロダクトマネージャー、スクラムマスター、3Dモデリング、fusion place、Shell、AWSの6スキルに該当しました。Python・JavaScriptはリモート率50%と一部対応。

一方でCisco、Java、Oracle Database、C言語などはリモート非対応の案件が中心です。単価の高い案件=リモート対応とは限らず、むしろ現場対応が必要なネットワーク・インフラ系が高単価を維持している点は見逃せません。働き方の優先度と単価のバランスを踏まえ、自分のスタイルに合ったスキル選択が重要です。

エンジニアへのアドバイス

単価交渉の際は今週の相場データを根拠として活用してください。 特にPythonであれば「市場平均は80万円前後」と伝えることで、提示単価が相場を下回っている場合の交渉材料になります。

また、今週のデータで注目すべきは「不明スキル」の案件が452件と圧倒的多数を占めていた点です。これは、スキル要件が曖昧・複合的な案件や、汎用的なSI案件が多数存在することを示しており、平均単価も43万円と全体最低水準です。「スキルを明確に打ち出せるかどうか」が単価に直結することをデータが示しています。

今すぐ取り組めるアクションとして、職務経歴書やエージェント登録プロフィールにおいて、使用技術・スキルを具体的に明記することを強くおすすめします。「開発経験あり」ではなく「PythonによるAPIバックエンド開発3年・AWS環境での本番運用経験あり」のように具体化するだけで、マッチングの質と単価水準が大きく変わります。